Cookie(クッキー)って何??
今回は、Cookie(クッキー)について解説していきます。
Cookieとは、Webサイト訪問時に、ユーザーの個人情報を保存しておく仕組みのことです。
例えば、Twitterは一度ログインをしてしまえば、また再ログインすることなく利用できると思います。このように、ユーザーの情報を記録しておく仕組みのことをCookieと呼びます。
Cookieのメリットは、ユーザーの利便性が上がることです。
サイトを開くごとにIDやパスワードを入力することなく使えるので、かなり使いやすくなります。
逆にデメリットは、個人情報を第三者に知られる可能性があることです。
Cookieは、ユーザーが入力した個人情報をテキストにして、ユーザー自身のスマホやPCに保存しておくという仕組みで動いています。そして、ユーザーがサイトを開いた時に、そのテキストをサイトのサーバーに送信し、前回入力した内容を表示させているのです。
すなわち、Cookieの情報は一時的に使用した端末の中に保存されている状態と言えます。
なので、例えばスマホを盗難されたり、ネットカフェなどの共用PCでCookieを使用すると、その端末から個人情報を盗まれてしまう可能性があるのです。
まとめると、Cookieのメリットデメリットは下記になります。
メリット
・毎回入力する手間が省けるので、利便性が上がる
デメリット
・端末から第三者に情報を盗まれる可能性がある。
ちなみに、Cookieとよく混合される「キャッシュ」という言葉もあります。この2つの違いは、保存される情報の内容です。
Cookie→IDやパスワードといった個人情報を保存する
キャッシュ→頻繁に訪れるWebサイトに表示されている文字や画像を保存する
2つとも、ユーザーの利便性を高めるためという目的は一緒なのですが、保存する内容には違いがあるので、注意しましょう!